2015-01-07 立小便の後に 現在の知識、感性では汲み取れない言葉の意味がある。 土手沿いの鉄塔 張り巡らされた電線が伝えてくれる。 どんな経験、状況を繰り返せば良いのか 定かじゃないが、衝撃が本物ならば 数ヶ月か数年後、 脈打つ血管の最中で分かる。 止まない雨、明けない夜、 よろしく、 やがて穏やかな朝が訪れる。 言葉の面影が立ち現われるから、 世界とも呼べるそれらを前に 弱々しく細長い筋の上で だいたい笑ってんだ、俺らは。